「プラスイメージ成功法」は成功法則の代表的な方法論のひとつで、多くの先人各位がほぼ同じ内容を説いておられ、また数多くの成功者の皆さんが実践している古典的かつ普遍的な方法論です。師・中村天風も同様の方法論を説いています。
この方法論は「視覚化・ビジュアライゼーション」とか「引き寄せの法則」といった言い方の方が、あるいは一般的かもしれません。また『プラス・イメージ成功法』という本が出版されているようですが、私はその本を読んだことはありません。しかし、タイトルから推測される内容は、一般的な視覚化・ビジュアライゼーションや引き寄せの法則について書かれたものだと思われます。
以下の方法論は、当然のことながら私が発見した法則ではありませんが、私が書く内容は上記先達各位の方法論に影響を受けてはいるものの、それらを自らの体験を通してアレンジしたものです。その意味では、オリジナルと言えなくもありません。ともあれ、まずは読者の皆さんがいろいろな方法を試し、実践され、また改良し、各位のオリジナルを創造されるのも楽しいと思います。
プラスイメージ成功法のポイント
その具体的な手順と方法については、以下何回かに分けて書いていきますが、そのポイントは;
実現させたいポジティブな現実を、頭の中で、具体的なイメージとして、ときには映像として、リアルに思い描く!
ということです。えっ、それだけ!?と思われるかもしれませんが、それだけです! しかし、注意点がいくつかあります。第一の、そして最も大事な注意点は;
イメージ化、視覚化の注意点
ネガティブなことは、ぜったいに思い描かない!!
ということです。ネガティブなイメージも実現する可能性はあります。しかし、もしあなたが、仮に他者のことで何かネガティブなイメージをするならば、その現実は、確実にあなた自身に還ってくるという厳粛な事実があります。「人を呪わば穴二つ」です!
一方で、「自分が(第三者から)その影響を受けるのでは!?」と心配されるかもしれませんね。しかし、心配する必要はまったくありません。安心してください! あなたが光でいるかぎり、つまりポジティブなマインドでいるかぎり、他所からのネガティブな影響はけっして受けないのです。あなたは常に、汚れのない、輝く鏡であってください。あたなの心がキレイな鏡であるかぎり、ネガティブな影響は100%受けず、仮にネガティブなイメージを送られたとしても、そのネガティブなイメージは送り手に、あなたのキレイな鏡ですべて反射されて還ってしまうのです。逆に言えば、仮にポジティブな第三者にネガティブなイメージを送る場合、その送り手は、自分自身が発したネガティブな思念の影響を、ときには倍以上も受けてしまうということです。
それだけネガティブなイメージを思い描くことには注意が必要です。言い方を変えれば、マイナス思考やマイナスのイメージは、自分のことであればなおさらのこと、何の益もありませんよね!
その他の注意点
その他の注意点は以下のとおりです;
- ポジティブなイメージをするときに、思いや感情をこめて、ときにはイメージの中で、五感を総動員して視覚化・ビジュアライゼーションすると一層効果的!
- 視覚化はいつ行ってもよいものの、寝る前の、入眠する間際の時間帯や、起きがけの、まだまどろみの中にいる時間帯は、それが潜在意識の中に取り込まれやすいため非常に効果的!
- 視覚化・イメージ化の頻度と強度が大切。短時間でもよいので、何度も何度も、強く思い描くことが大事!
- 「~が起きない」「~が実現しない」といった否定形のイメージは、それが仮にポジティブな結果につながるものであっても実現はむずかしい